口臭がひどくなる？

逆流性食道炎になった場合、注意したいのが口臭です。

発症すると口臭が強くなることがあります。

逆流性食道炎になると胃液が逆流して、酸っぱい液体が上がってきます。

この液体が上がってきた時に口臭が発生します。

一般的な口臭よりもニオイが非常に強く、自分でも分かることが多いです。

口から酸っぱいニオイがすると感じた場合、逆流性食道炎の可能性が強いと思ってください。

逆流性食道炎による口臭はどれほど歯を磨いたり、マウスウォッシュを使っても改善出来ません。

口内ではなく、胃から発生しているので、逆流性食道炎を治すしか方法はないです。

放置するとますます口のにおいが強くなることもあるので、早めに治療（最先端のものは高額な費用がかかることがほとんどでしょう）をなさってください。

口臭がもたらす悪影響はとても大きいです。

ニオイが気になって人と話すのが嫌になったり、口のにおいが原因で嫌われる可能性もあります。

また、口の臭いによるストレスがうつ病を引き起こす危険もあります。

そうならないためにもちゃんと治療を行いましょう。

逆流性食道炎の症状には

逆流性食道炎という病名を耳にすることが多くなりました。

では、逆流性食道炎とはどのような病気なのでしょうか？

逆流性食道炎は胃液や食べ物が逆流して、食道が炎症し、潰瘍やびらんを引き起こす病気です。

日本人には珍しい病気でしたが、食生活が変化したこともあり、徐々に増えています。

逆流性食道炎の症状には次のようなことが現れます。

・胸やけ

・呑酸

・胸の痛み

・咳

・のどの違和感

胸やけや呑酸は逆流性食道炎の代表的な症状です。

呑酸とは酸っぱい液体が上がってくる症状のことで、吐き気や嘔吐を伴います。

狭心症に似た胸の痛みや咳が起こることもあります。

また、のどが炎症して違和感を覚えるケースもあるでしょう。

症状が酷くなると日常生活に大きな支障をきたしてしまうので、このような症状を感じた場合は早めに病院に行って検査を行った方がいいです。

早めに治療をすれば、それだけ早めに改善することができます。

決してそのまま放置しないでください。

逆流性食道炎の原因は・・・

逆流性食道炎を改善する為には原因を知る必要があると言われています。

逆流性食道炎の原因は主に以下の通りです。

・食生活

・肥満

・加齢

・薬の影響

逆流性食道炎の原因として最も多いのが食生活です。

脂肪の多い食べ物をたくさん食べていると胃酸が増えてしまうので発症しやすいです。

肉中心の食生活をしている人は注意して下さいね。

さらにタンパク質の過剰摂取も関係しています。

タンパク質を過剰に摂ると消化に時間がかかってしまうため、胃液が逆流しやすくなります。

肥満になってしまった場合腹圧が上がるため、胃液が逆流しやすい状態になるともいわれていますが、まだハッキリしていません。

年齢を重ねると下部食道括約筋の機能が低下したり、ぜん動運動が正常に行われなくなり、胃液が逆流しても戻すことが難しく、逆流性食道炎を引き起こす可能性があります。

さらに下部食道括約筋に働きかける薬を飲むと逆流性食道炎を発症しやすいです。

例えば、喘息や心臓病の治療（最先端のものは高額な費用がかかることがほとんどでしょう）薬は下部食道括約筋に働きかける薬です。