逆流性食道炎とストレス
逆流性食道炎はストレスと関係していると思っています。
これはストレスによっても胃酸がたくさん出てしまうからです。
症状が軽ければ胃酸過多だけで済みますが、何度も繰り返し行われると逆流性食道炎を併発しやすくなります。
また、ストレスが原因で逆流を防ぐ下部食道括約筋という器官の働きが低下するのも関係しています。
下部食道括約筋は通常、閉じているので胃液が逆流することはありません。
しかし、ストレスが溜まると閉じているはずの下部食道括約筋が緩んでしまいます。
その結果、逆流を招き、逆流性食道炎を引き起こすというわけです。
そのため、逆流性食道炎を予防するためにはストレス(完全になくすというのはなかなか難しいでしょう)を溜めないようにしてください。
色々な場面でストレスを感じると思いますが、それをそのまま溜めこんでいると逆流性食道炎を発症しやすいですし、他の病気にもかかりやすくなります。
健康的な生活を送るためにもストレスを溜めないような工夫をしてください。
一日に1回でもいいので自分の好きなことをする時間を設けるのも良いと思います。